アツシ
やっぱこう。うーん。まぁどこで自分たちがそういうことをしているかはわからないんですけど、メディア的なことを自分たちがする時は、できるだけ自分たちにとって都合のいい、切り取り方にならないように、っていうのは、ぼくは意識していて。おそらく永井もそれは、強く意識していて。
オヤマダさん
うん。
アツシ
でも、うーん。できるだけそういう、自分たちにとって都合のいいように、っていうところからは、距離を取りたいんですけど、わからない。これからどうなっていくか、わからないなぁっていう、ところはあって。
オヤマダさん
今ふと思い出したけどあの、東京行った時に新幹線で見た、雑誌で。
シャッチョ
え?
オヤマダさん
あの、これ(りんごジュースのセット)。
シャッチョ
あ、ほんとですか?
オヤマダさん
載ってたよね?
アツシ
あれじゃない?
シャッチョ
あ、JALの冊子?
オヤマダさん
あ、ごめんごめん新幹線じゃないや、JALだ!
シャッチョ
あぁ、そうなんです、載せてもらってたりして。
オヤマダさん
でもこういうふうにして、あの、お金に乗せていくことをしている場合はもう、そこからは逃れられないからね。だからもう仕方ないと思うんですよ、これは、そういうやり方でいくしかなくて。
アツシ
うーん。
オヤマダさん
だからお金に関しても、今の法人に関しては「これはいくらです」っていうのは絶対やらないっていうのは決めてるんですよ。定価は決めない。
アツシ
あーなるほど。
オヤマダさん
んで、あのー、全部、投げ銭にしてて、いくらでもいいっていう状態でずっとどのくらいいけるのかなっていうのは。それもチャリティ、さっきのチャリティの話に戻ると、最後、後半は、在庫とかもけっこうあったから、それって全部、投げ銭にしちゃったのね。投げ銭制に、後半は。後半1ヶ月。でもさ、投げ銭にした方がさ、めちゃくちゃ売上が多くって。
一同
へぇー!
オヤマダさん
ステッカー1枚に1万円を払ってくれる人たちがいるのね。それなにかっていうと、結局さ、意味あることしてるって思う人が1万円払っていくっていうかさ。それにだから気づいちゃったから、べつにその原価とか気にしなくてもいいなぁみたいなこと、今は思ってるのね。
アツシ
たしかに。
オヤマダさん
そこにやっぱ挑戦していきたいっていうか。でも実際はほら、その永井さんたちとわぁが違うのは、わぁなんてこのお寺で、しっかり地盤があるから、ほかの法人で遊べるわけよ。
アツシ
んー。
オヤマダさん
そうやって実験してるけど、それが、ね。一緒になってたらね。そんな危なっかしいことできるわけないよね(笑)
アツシ
んーでも、やっていきたいんすよねぇ…(笑)
オヤマダさん
うんうん。
アツシ
何なんすかね。同じ法人の中でもこう、プロジェクトによってこう、まぁ売上を堅実にあげていくものがあって、片や一方で、売上とかぜんぜん関係なく、おもしろいこと楽しいこと、何になるかどうなっていくかわかんないけど、まぁなんか、それをしていると、気持ちが軽くなるものというか、そういうものをやっていきたいっていう。いろんなプロジェクトがあって、同居する状態の株式会社ってこう、できないもんなのかなぁって考えてはいるんですよね。
オヤマダさん
うんうん。だよねぇ。
アツシ
はい。
オヤマダさん
うーん、たしかに…。
アツシ
でもそのために、少なくとも自分たちの中で、なにかストーリーというか、哲学って言ったらあれですけど、なんかこう、迷った時に立ち戻っていける自分たちのキーワード、みたいなものがあればいいなっていう、ことを、個人的にずっと、1年くらい考えて。
オヤマダさん
考え続けて(笑)
アツシ
そう、まだ考えてるんですよね(笑) なかなか、うーん、難しいなぁ、難しいですね。そのなんですかね、時間を超えていく、キー概念じゃないですけど、そういうのを見つけ出すっていうのは。ぜんぜん、話それるんですけど。
オヤマダさん
いやいや。
アツシ
そんな、感じですね。