【Introduction】
さて、ひとつの旅を終えた僕たちは、最初のバス停に戻ってきました。この手には、お寺でオヤマダさんから頂いた『社会の時間から遠く離れて。』が握られています。
次の旅までにはもう少し時間があるから、この「テクスト」をゆっくり読み返しながら、時間でも潰そうか。読んでるうちに、誰か来るかもしれない。もし誰か来たら、その人ともおしゃべりしよう。お土産話をするところまでが、旅、ですから。
これは、Episode2まで待ち切れない「アツシ」こと僕が、いろんな人をつかまえて、暇つぶしにおしゃべりする「お話」。
【目次】
第1話(2023/3/16)第2話(2023/3/23)第3話(2023/4/1)第4話(2023/4/5)第5話(2023/4/12)第6話(2023/4/18)第7話(2023/4/24)第8話(2023/5/14)第9話(2023/5/14)第10話(2023/5/18)第11話(2023/7/10)第12話(2023/7/16)
【登場人物】
アツシ
ワタルくん
今回はワタルくんとおしゃべりしました。 「中動態の余韻」に生きている僕たちについて。みんな持ってる「文法という骨組み」について。プールから水を掬うように「言葉を柄杓で掬う」ことについて。話をしていると「ちょっとずつずれていく」ことについて。みたいなことをほわほわお話しました。
言語の不思議に迷い込む僕ら。
お楽しみに。