【Introduction】

さて、ひとつの旅を終えた僕たちは、最初のバス停に戻ってきました。

この手には、お寺でオヤマダさんから頂いた『社会の時間から遠く離れて。』が握られています。

次の旅までにはもう少し時間があるから、この「テクスト」をゆっくり読み返しながら、時間でも潰そうか。

読んでるうちに、誰か来るかもしれない。

もし誰か来たら、その人ともおしゃべりしよう。

お土産話をするところまでが、旅、ですから。



これは、Episode2まで待ち切れない「アツシ」こと僕が、いろんな人をつかまえて、暇つぶしにおしゃべりする「お話」。

【登場人物】

アツシ

ワタルくん

【第12話】

中動態の余韻、文法という骨組み、言葉を柄杓で掬う、ちょっとずつずれていく

今回はワタルくんとおしゃべりしました。

「中動態の余韻」に生きている僕たちについて。

みんな持ってる「文法という骨組み」について。

プールから水を掬うように「言葉を柄杓で掬う」ことについて。

話をしていると「ちょっとずつずれていく」ことについて。

みたいなことをほわほわお話しました。

言語の不思議に迷い込む僕ら。

お楽しみに。

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