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【失われたナンニモシナイを求めて。】Episode2『童心が帰るところ』あとがき

【Introduction】 […]

  • 公開済み: 2023年9月4日
  • 更新: 2023年9月4日
  • 作成者: ringobase
  • カテゴリー: rb-magazine
  • タグ: episode2

【失われたナンニモシナイを求めて。】Episode2『童心が帰るところ』第21話

【Introduction】 […]

  • 公開済み: 2023年9月4日
  • 更新: 2023年9月4日
  • 作成者: ringobase
  • カテゴリー: rb-magazine
  • タグ: episode2

【失われたナンニモシナイを求めて。】Episode2『童心が帰るところ』第20話

【Introduction】 […]

  • 公開済み: 2023年9月3日
  • 更新: 2023年9月4日
  • 作成者: ringobase
  • カテゴリー: rb-magazine
  • タグ: episode2

【失われたナンニモシナイを求めて。】Episode2『童心が帰るところ』第19話

【Introduction】 […]

  • 公開済み: 2023年9月2日
  • 更新: 2023年9月3日
  • 作成者: ringobase
  • カテゴリー: rb-magazine
  • タグ: episode2

【失われたナンニモシナイを求めて。】Episode2『童心が帰るところ』第18話

【Introduction】 […]

  • 公開済み: 2023年9月1日
  • 更新: 2023年9月2日
  • 作成者: ringobase
  • カテゴリー: rb-magazine
  • タグ: episode2

【失われたナンニモシナイを求めて。】Episode2『童心が帰るところ』第17話

【Introduction】 […]

  • 公開済み: 2023年8月31日
  • 更新: 2023年9月1日
  • 作成者: ringobase
  • カテゴリー: rb-magazine
  • タグ: episode2
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RINGO BASE

Webマガジン|RINGO BASE MAGAZINE|更新中

ringobase_ridun

青森にこっそりあるりんご農家の秘密基地です。収穫体験や「ナンニモシナイ」体験ができます。

ringobase_ridun
りんご畑のすみっこに、栗の木があります。
こちらも実ってきました。

#RINGOBASE
とんぼとまる。 #ringobase #とんぼ とんぼとまる。

#ringobase #とんぼ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第21話 葉いっぱい落としてくれて、今も。落としてくれてるの。

*
シャッチョ
「なんか最近、あのボロ、ボロってあるじゃないですか。
 ボロにすごい興味があって。」

リョウコさん
「うんうん。」

シャッチョ
「良子さんの家にボロって残ってますか。」

リョウコさん
「それこそほら四十歳手前だったから、そういうのもなんも価値もなんもわかんなくて、ほとんど処分して。
 でもその後あの、五十代後半から、古い着物を集め出して、 結構あの、いい着物の古着、もらったり買ったり。どっかで古着市とかあればもう駆けつけて買ってきて、今、今度なんもできなくて、みんなごみになって。どうしようと思うんだけども。 やれないば捨てるしかないっきゃな。いっぱいあるの。
 誰かそういう着物に興味ある人あればあげるよ。

シャッチョ
「ほんとですか?」

リョウコさん
「なんかこうな、そういう、あの布でもの作ったりする人、 好きな人あるっきゃ。」

シャッチョ
「そうですね。でもそっか…。」

*
今回が最終回。

全文は本日18:00に公開予定です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第21話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第20話 そういう意味では私も幸せだよね、やりたい、好きなこといっぱいあって。

*
リョウコさん
「私、そのさ、わらだけだば足りないと思って、鶏買ったの。 十年ぐらい鶏、放し飼いにして、畑で。そのせいもあってすごく土はさ、肥えてるの。」

シャッチョ
「放し飼いって、できるもんなんですね。逃げてっちゃったりしないもんなんですか?」

リョウコさん
「うん、囲ってらの。でも、たまによそさ、隣の人の畑に迷い込めばその人に「この鶏食ってまうぞ!」って(笑)」

一同
「(笑)」

リョウコさん
「でも、りんごだはんでな、あの、やっぱり嫌なんだべ。何回か言われたんで「どうぞー」って。」

シャッチョ
「どうぞ(笑)」

リョウコさん
「「行くなって餌付けてるんだけど言うこと聞かないのさ」って言って(笑)」

一同
「(笑)」

*
全文は本日18:00に公開予定です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第20話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第19話 あそこの畑は私も愛着があって、どうにかやりたんだけど。

*
リョウコさん
「あの、いろんなとこでイベントやるっていうのもいろいろ夢があって、いいんじゃない、これからの。」

シャッチョ
「そうですね。でもこの前の観桜会で、あそこの公園でやるのも楽しそうだなとは思いました、なんかイベントごとを。
 ま、今、たぶん、観桜会とあじさい祭り、やってると思うんですけど、そこと重ならない時期に借りたりできるんであれば、あそこでなんかできないかな、みたいな、考えちゃいます。 ロケーションもすごいなんかいいなぁって。」

アツシ
「駐車場もあるし。」

リョウコさん
「だから近くにあるあの施設、もったいないと思う。」

シャッチョ
「そうなんですよね…。」

リョウコさん
「例えば天気悪い時はあそこに入るとか、そういう、こう、仮装の盆踊り、踊りやるとかってせば、近い人はなんもいいんだけど遠くから来る人が着替えしたりするのでも、ちょっとそういう場所があるっていうのは、あれなくなるっていうのはすごく残念なんだけどもな。」

シャッチョ
「なくすしかないのかな、もったいないなぁ…。」

アツシ
「ねえ。」

リョウコさん
「この会でいければと思うんだけど、管理が大変だはんでってさ。まあ確かにな。今いる人たちは精いっぱい、忙しい思いしてるし、なんだって平均年齢がもう高いんだはんで。
 自分がこう、先頭になってなんでもできる時だば「やる!」ってやるんだけど、もうできないし、仕方ないなと思ってるけど。もったいないよ。」

シャッチョ
「うんうん。」

*
全文は本日18:00に公開予定です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第19話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第18話 裏のモヤモヤが楽しくて、イベントやるんだもんね。

*
アツシ
「やっぱ、その、自分のやったこととかを顧みることって、大事なことですかね。」

リョウコさん
「ただただがむしゃらに前さ進んでも、やっぱり時々はこう振り返って、反省するとこあれば、改善していかないば、周りがついてこないと。
 自分一人前は楽しくてそれでいいんだけど、やっぱりこう、細かく配慮するとこもないば周りの人が困るでしょう?
 それで「この前の反省会やんねんだか?」って言ったんだけども、したっきゃ「反省することない!」って言ったはんで「あるべさいっぱい!」って(笑)」

一同
「(笑)」

リョウコさん
「ただ、ちょっと時間なくてまだあれだけどさ…。」

アツシ
「そうですよね、反省…。
 僕が、 何のために反省するのか、考えてみるとたぶん、自分の、自分を磨くために、自分のやったこととかを顧みているんですよ。そういう意識が強いかもしれないって、今お話聞いて思って。
 言われてみると、自分のことだけじゃないですよね、反省する動機は。その、周りの人たちへの、気遣い、配慮っていう点でも。」

リョウコさん
「いやそれは中途半端にリーダーやってるから。一人前やってる分には、まあ、反省するにはするけど、そんなに、細かく考えなくてもな。
 ただ一応リーダーとしては、 ちゃんと反省して変えるとこ変えてかねば、周りが、困るから。」

*
全文は本日18:00に公開予定です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第18話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第17話 そうすごい私だばそういうのに感動するんだよの。

*
リョウコさん
「あの、うちの娘のグループがここに集まってるんだけど、一人孫連れてきて。 あの、その孫がその、獅子やってる間、その獅子の拍子に合わせてこう、足を、そのまんまこうやって拍子とってたんだって。」

一同
「へぇー!」

リョウコさん
「んで、みんな周りが「あれ風船買ってけるか何買ってけるか?」って言ってももう、見もしないで。」

アツシ
「獅子舞の拍子をとるのに夢中で…。」

リョウコさん
「だから、それがあの、伝承だと思うんだよな、その、そういう、こう、地域のそういう音とかそういうのに慣れて…。あの、自然にだれも教えなくても足でこう拍子とってやるっていうのが、やっぱり楽しいはんでやるんだっきゃ。それが成長すれば、あの、その、ずっと繋がっていってくれると思って、あぁそれ、それこそやったかいがあるってさ、喜んでらんだけど。」

アツシ
「うんうんうん。」

リョウコさん
「誰もそういうこと考えないでしょ? そういう、地味な。うちの会の人たちだって、そういう小さい子供が獅子の拍子とったって、なんていうこともない。弁当の反応がどうだかとか、そっちの方さもう、いってるし。」

アツシ
「僕もあの、地元の、岩手の、実家の地区で、 小学生ぐらいの間ずっと獅子舞やってたんですよ。知り合いの方が保存会やってて、両親に「それに行ってこい」って言われて、「若いの探してるから」って。こう、何もわからないまま、夜、練習とかしてたんですけど、やっぱすごい体に残りますよね。」

リョウコさん
「うんうん。」

*
全文は本日19:00に公開予定です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第17話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第16話 だから村に入るっていうのは、時間かかって本当に。

*
アツシ
「訊かなくていいの?」

シャッチョ
「あぁそっか、聞こうかなじゃあ。
 あのー、この前、石川地域の歴史の勉強会あって、すごい面白いなぁと思って。観桜会でも、あぁこういう感じなんだなって。
 で、すごいそこで気になったのが、石川は、南部藩の意識が強いじゃないですか、皆さん。なんかそういう中で、あの津軽あかつきの会って、津軽をつけた経緯というか理由というか、なんかあるのかなっていうのはすごい、最近気になってたんですけど、どうやって決まったんですか、名前って。」

リョウコさん
「私が勝手にやったんです。」

シャッチョ
「へぇー!」

リョウコさん
「あの、もう本当のお友達仲良し会みたいな会だけど、 ひょっとしてこれ伸びていくんでないかな、別に伸びてほしいとも思わなかったんだけど、伸びていった時に、ただのあかつきの会。 まあ県外でも、中央に対しても、どこにもありそうな感じ。全国どこでもありそう。
 だから、 津軽をつければ、ここの特有の、ここは津軽地方って昔から、地名だから、 つければ、もし伸びていって全国区になって、なったときに、ここの、青森県の土地だっていうのわかるんでないかと思って。
 みんな「なにめんどくせぇその、長々しく津軽って、あかつきの会でいい!」ってばすごく反対されたんだけど、「まね!」って言って(笑)「津軽をつけないば青森県の宣伝さならない」って。そして、強引につけたんです。」

シャッチョ
「なるほど。確かに津軽はもうずっと地名として古くからありますもんね。
 でもなんか、南部ってつけたい人も中にはいたのかなってちょっと一瞬思って、そんなことはなかったんですか?」

リョウコさん
「南部、っていうのはやっぱり津軽に負けた、土地だから。
 歴史的なものもみんな抹殺されてしまって何も残ってないし、 そこの城、そこの公園だって、何年前だべね、整備されたの。荒れ放題の山であったんですよ、城跡で、私が子供の頃はそうだった。
 で、その後、ここの人も合併を機会にの、あの、直してもらわねばまねってこう、動いたみたいで、公園の形に、今の形になったけども…。」

*
全文は本日18:00に公開予定です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第16話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第15話 なんもない土地なんです、あの。

*
アツシ
「でも、いろいろなところに行ってたんですね。」

リョウコさん
「ほんとにあの、物売りっていうのは自分に今まで経験したことない。んでなんで一生懸命やるかってば、いや、あそこのサンフェスタが一五〇人の会で、それの代表として、こう、みんなのためっていう、 大儀、自分に対して、誰もそれ言ったわけでないんだけど、自分に対して「あ、これやって、次にこう進んでいかないばダメだ」っていう大義名分を自分一人前、抱えて、それで一生懸命やって。
 それこそ、物売りっていうのは苦しい、辛い時もあるもんだっていうの身に染みて、考えるんだけど、でも、やらなくちゃっていう。」

アツシ
「うんうん。」

リョウコさん
「自分が経験してきたことを次、だいたいみんなあの物売りしたことない、仲間、みんな農家の人だから。
 自分が経験したことはこれだば大丈夫と思って、次の人たち次に行かせて。んでその人たちにくつけてまた次の人と行かせて。とにかく売ってみねば経験しないばいいもの作れないよっていうことで。
 そしてあの会を、広げていって。あの頃は結構盛り上がったいい会、今はもう寂れてしまってるけども。」

アツシ
「へぇ…。」

リョウコさん
「一人、自分一人のことだったら逃げてたかもわかんない。この、物売りに歩くのも。「あ、もういいや、別なことをやりたい」って思って、私は趣味が多いところあって「別なことやる、これやらなくてもいいや」と思ったかもわかんないけど、周りの人をしょわないばダメだっていうこう、偶然リーダーに選ばれた以上は、できる範囲で自分の能力のある…。やってみようと思って。」

アツシ
「リーダーに選ばれたのって偶然…。」

リョウコさん
「偶然です。
 各、この辺の五町会あるんだけど、そこから一人ずつ役員って連絡員みたいな人選んでそれは農協で選んだんです。その中の、この辺の、に選ばれて。
 っていうのは、今まで勤めていたのが、家にいるようになって「暇だべ?」っていうことで(笑)
 そして、その選ばれた人の中から、あの、リーダーを選んだんだけど、「あんたがいいんでない? 歳塩梅といい畑の規模も少ないし」っていう。
 そういうことになって「わー、ちょっと私はやりたいこといっぱいあるし、ちょっとの」と思ったんだけど、押し付けられてしまって(笑)

*
全文は本日18:00に公開しました。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第15話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第14話 でも八十過ぎてからでもそう思うっていうのは、すごいこう、ホッとするっていうんだか。

*
アツシ
「だいたい、晩御飯の時とかに、あの、お酒飲みながら、あーでもないこうでもないってずっと喋ってるんですよね(笑)
 二時間、三時間ぐらいかな。」

シャッチョ
「なる時はそのぐらいになるかもしれない(笑)」

リョウコさん
「へぇー! いいの!」

アツシ
「お互いもう、べろべろに酔っ払って…。」

シャッチョ
「いつの間にか「あれ、ウイスキーがない…」みたいな。」

一同
「(笑)」

アツシ
「そう、なくなってるとかあって(笑)
 うん、でも、こういう、 まあ、人によって、やっぱしゃべり方とか変わるところはあるんでしょうけど、その姿勢として、今、温子さんとの間でこう、しゃべっているような感じで、いろんな人と、おしゃべりできたら、面白いだろうなって、考えていて。」

リョウコさん
「うん。」

アツシ
「なんですかね、全く同じではないですけど、なんかその、できるだけ、 話す人とか、関係のある人とは…。
 ゆっくりでもいいので、その、型にはまらないような会話って言うんですかね、こう、いろんなとこに広がったりとか、飛んだりとか、するような話し方というか。まぁそれも、聞くっていうんですかね、話を聞いてれば、「あ、どうして今、自分にしゃべってくれてる人は、 このタイミングでこの言葉を使ったんだろう」って、こう、引っかかる時があって。
 で、その、言葉を、こう、拾って、そこから、会話の糸口を見つけていくっていう、自分の今の会話の形というか、そういうのがあって…。
 良子さんって、聞き上手ですか?」

シャッチョ
「あぁー。すごい聞き上手じゃないかなぁとは思う。」

アツシ
「話を聞くっていうところは、強く意識してたり、考えてたりするんですか。その、良子さんが、人の話を、聞く時って。」

リョウコさん
「私も、それこそすみっこで引っ込んでるタイプで育ってきてるとこで、あのこうして、聞き取り、 こういうこと聞きたいと思ってこう、いろんな人から聞き取りして。そうせば、 人見知りなんだよね、やっぱり会うのも億劫で億劫で、一大決心して会うんだけども。」

アツシ
「うんうん。」

*
全文は本日18:00に公開です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第14話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
白いカエル発見。 #ringobase #カエル 白いカエル発見。

#ringobase #カエル
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第13話 いろんな人があっていろんなことしてぶつかり合ったり、そうしてればやっぱり楽しいし。

*
アツシ
「録らせてもらった音源は何回も聞くんですよね。やっぱり、あの、うん。自分にない言葉の選び方を、自分じゃない人はするので、 それ、聞いてるだけで、面白くて。」

リョウコさん
「あぁ、うんうん。」

アツシ
「だから、うん、良子さんには良子さんの、呼吸というか、リズム、言葉のリズムがあって。選び方とか、その、 口癖みたいなところとかもあって。
 それ、聞いてると、 やっぱりその、自分にないものなので、それが、こう、耳を通して入ってくる感覚が、うん、なんか、嬉しいんすよ。
 だから、こう、人のお話聞いたりとかも、好きで。」

リョウコさん
「うん。」

アツシ
「あんまり、 自分のことも喋る時はありますけど、まぁ、人の話聞くのが得意というよりかは、自分、しゃべるのが苦手なので。 じっと黙って聞いてたんですよね、その、ちっちゃい頃から、あんまり表には出ずに、すみっこでこう、 人の話に、耳を澄まして聞いてるような、子供だったり、大人でした(笑)」

シャッチョ
「あんまり中心にいるタイプではなかったのかな。」

アツシ
「うん、そうだね、中心…。
 まぁでもその、 大学来て、弘前に来てから、一人暮らしするようになって。 そうすると、うん、なんですかね、気持ちが開放的になるのかわからないですけど、あの、大学のサークル活動とかで、なんか、 まぁ、中心のメンバーになってみたりとかもあったり。」

シャッチョ
「リーダーだった時期があるよね。」

アツシ
「まぁまぁまぁそれは(笑)」

一同
「(笑)」

リョウコさん
「なんのサークルだったの?」

アツシ
「あのアカペラって、声だけであの、コーラスつけて。」

リョウコさん
「あぁ歌の。」

アツシ
「そうです、歌のサークルに入ってました。歌。
 こんな小っちゃい声してますけど、歌う時は声出ます(笑)」

リョウコさん
「共通の趣味みたいなのもあるんだな。」

シャッチョ
「うんそうですね。そういう意味では、音楽は一個ありますね。」

アツシ
「一緒に音楽聴いたり、とかしますし、カラオケ歌ったりとか。」

シャッチョ
「いいスピーカーのある飲み屋さんに一緒に行ったりとか、そういうのもやります。」

リョウコさん
「こう、思いっきり声出せば、自分がいっぱい解放されるでしょ?」

アツシ
「うん、そういう気持ちになりますね。」

リョウコさん
「んだよの。いいよの。」

*
全文は本日18:00に公開です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第13話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第12話 ずっと昔から続いてきた、生まれたり死んだり。

*
アツシ
「一つ聞いてみたいことあって。
 聞くのどうなのかなって迷っていたんですけど。
 僕、三十歳で。その、近しい人が亡くなるっていうか、死ぬっていう場面にこう、接してきて…。でも、自分のこととして死っていうものを考えることはなく、まだ他人事なところがあるんです、死に対して。
 良子さんポロっとおっしゃってる時あるんですけど、その、先が見えるとか。だから残して、残してっていうか、記録しておきたいっていうところが、あって。だからその、先が、自分の先が見えてるっていうか、そのなんていうんですかね。
 死ぬことであったり、死んでしまうこと。この世から、いなくなるっていうか、なんかそういう、そういうことについて、今どう考えているんだろうなってのを、聞いてみたかったんですよね。なかなかこう…。
 僕もあの祖母、祖母が、何年前かな。四、五年前ぐらいに亡くなったんですけど、 まぁ、そういう話ってなかなかできなくて。」

リョウコさん
「えぇーその年でそのこと考えるなんてすごい!」

アツシ
「あーいやそんなぜんぜん(笑)」

リョウコさん
「私はもう、あの、寿命、その人持ってる寿命だと思ってる。
 今ちょっと調子いいけども、三、四年前はいつどうなってもおかしくないっていう状態が何回もあって。
 んで「あー、これで終わりなんだな」って思って。 あそこもまだ片付けてないあれも片付けてない。人は、 自分より年いったの身内にこれほどいるし、と思うけども。
「あぁ、いいんだ」って。「自分のこれが寿命だと思えばいいんだ」って。「あとは、残った人がどうにでもしてくれる」と思って。
 んでこう、落ち着いたっていうのか、 あの、今もそうだけど、いつどうなってもこれが自分の寿命、決められた寿命だと思って。
 んでなんかこの頃やたらと元気になって。」

一同
「(笑)」

*
全文は本日18:00に公開です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第12話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
最近カラスを見るとよく口を開けてます。今朝もやっぱり口をぱかっと開けてぼーっとしてました。

カラスも暑いのかしら。

#ringobase #カラス
【失われたナンニモシナイを求めて】

*
Episode2『童心が帰るところ』
第11話 だから、大丈夫だよ。

*
シオリちゃん
「なんか、その、お話を聞きながら自分で考えてたのが、その安定感みたいなことを、ずっとなんか勝手に考えてたんです。」

リョウコさん
「うんうん。」

シオリちゃん
「それでなんか、良子さんのお話を聞いてると、 自分の勝手なイメージなんですけど、この、石川っていう土地があって、そこで四季があって、それを何年も続けていく、全く同じではないけど、なんかそこで生活をして。
 なんだろう。四季があることでこう区切りとか、が感じられるわけじゃないですか。なんか、良子さんの生活は、年輪みたいにこう、輪っかを描いて、続いていってるんですよ。でもなんか、私自体の、生活のイメージは、輪っかっていうよりも、ずっとこう、直線なんです。」

リョウコさん
「うん。」

シオリちゃん
「なんかこう、区切りもなく、ただ、同じように見えるけど、ちょっとずつ変わっていく、生活が続いてるんですけど。
 なんか、直線って意外と安定感があるように見えるんですけど、実際はなんかそうではなくて、なんか、ただ、生きているだけが、続いた結果、線ができてるっていう感覚なんですけど。」

リョウコさん
「なんも若いもの…。これからの、生活で…。」

*
全文は本日18:00に公開です。

HPの『RINGO BASE MAGAZINE』内の「Episode2『童心が帰るところ』第11話」からご覧ください。

白猫が目印です。

#失われたナンニモシナイを求めて #童心が帰るところ
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